前回の活動報告でお伝えしましたように、中東情勢を受けた暮らしへの影響の聞き取りを踏まえ、日本共産党として山梨県と政府に緊急要望を行ないました。
「何週間も仕事ができない」など深刻な実態が
14日は山梨県知事宛ての要望書を提出し、これまでに南アルプス市内をはじめ県内各地でお聞きした声を届けました(下写真・山梨県高度政策推進局の古屋政策参事へ要望書を渡す私と菅野幹子県議)。「塗装業の個人事業主だが、すでに何週間も仕事ができない状況。塗料などが確保できないので、仕事の依頼があっても請けられない」など、前回の活動報告で触れた以降も深刻な影響が出ています。要望書ではコロナ渦で実施した持続化給付金の支給などを政府に求めるとともに、「減収や休業を強いられている事業者に対して、税金や公共料金の納付猶予や免除の特例措置を実施すること」を求めました。また、市の上下水道局への聞き取りでは「上下水道の工事で、業者から塩ビパイプなどの部材が確保できないと言われ、入札不調や工期延長の懸念がある」との声があったことから、「公共工事の部材の確保や安定供給がされるよう、県として関係企業・団体に対して要請をすること」を求めました。
国の動向だけでなく、県民の生活に目を向けて
県の担当者からこれまで把握している情報と県の取り組みについて説明があり、「国の動向も踏まえて、今後も対応していく」との見解が示されました。私は「国会質問を聞いていると首相の答弁と地方の現場との間にはだいぶギャップがある。現場では予想以上に深刻な状況が起きている」「国の動向を見るだけでなく、県民の生活の状況にもっと目を向けて対応してほしい」と求めました。

翌日には政府に対しても直接要請
翌15日には日本共産党の畑野君枝衆院議員と一緒に政府への要望を行ないました(写真下・政府の関係省庁へ要請する〈こちら向き左から〉私、畑野君枝衆院議員、菅野幹子県議)。
対応した資源エネルギー庁の職員は、「ナフサなど日本全体では確保できており、年を超えて供給できると考えている」「所々供給の目詰まりも起きているが、個々に各業界へ安定供給をよびかけている」と回答。私は「地方の現場では部材が確保できず、何週間も仕事ができない事態が起きている」「しっかり部材が届くようにようにすることや、融資にとどまらず持続化給付金など、きめ細かく目を配っていただきたい」と求めました。中小企業庁の職員は、「資金繰りで厳しいという声は聴いている」としながらも、要望した持続化給付金については「現時点では考えていない」と回答しました。
また、厚生労働省からは「医療用手袋が足りていないということは我々も把握している」「特に歯科では、ネットで購入しようとしても買えないという話を聞いている」として、「国で備蓄している手袋の一部、5000万枚を放出することにした」「5月中のなるべく早い時期にお届けできるようにする」との回答が示されました。菅野県議が「小さなクリニックは支援も物資も届きにくい。大きいところ、小さいところ関係なくすべての医療機関に支援を届けてほしい」と求めると、「自治体を通じてどの医療機関でも申請をいただけるようにする」「医師会などの会員でないと買えないということはない」との回答がありました。
畑野君枝衆院議員が「ナフサ足りているというが、現場ではナフサに由来する製品がないと言っている。いったい、いつ現場に届くのか」と質すと、経済産業省の担当者は「本当に詰まっているところ、来ていませんという場合は、うちの方にも具体的内容を入れてもらえば、こちらからも働きかける」と答えました。

また、日本共産党国会議員団も14日「イラン戦争がもたらす物価高・資材不足から暮らしと営業を守るための緊急対策」を政府に要請しています。詳しくはこちらのリンクからご覧ください。→ イラン戦争がもたらす物価高・資材不足から暮らしと営業を守るための緊急対策を求める要請 | 日本共産党
同日、政府に対してはこの他に、防衛大臣宛てに『山梨県北富士演習場における実弾射撃訓練の中止と、静岡県自衛隊富士駐屯地への長射程ミサイル配備の撤去、及び山梨県上空での米軍機のよる空中給油訓練等の中止を求める要請書』を、国土交通大臣宛てに『国道52号南アルプス市内区間の歩道の除草と舗装についての要望』を提出しました。その様子は追ってお知らせします。


