南アルプス市議の経験を活かし、今度は県政で!

南アルプス市内甲西バイパス 歩道の除草強化を求め、国交省に要請

国道52号(甲西バイパス)の南アルプス市内区間で、歩道に雑草が繁茂している問題で、9月12日、日本共産党南アルプス市議団の松野昇平、河阪悠両市議とともに、国交省へ要請を行ないました。これには日本共産党の畑野君枝元衆院議員にも参加。今回の要請は志位和夫衆院議員の国会事務所を通して設定していただきました。(下写真:要請を行なう左から畑野君枝元衆院議員、名取泰県議、松野昇平市議、河阪悠市議)

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国道でなく、まるで「けもの道」

日本共産党では毎年、甲西バイパスの市内区間において、雑草の繁茂状況を調査しています。今年も要請に先立ち8月20日と9月2日に調査を行ないました。調査の結果、ほぼ全線において繁茂が確認されています。特徴的なものを紹介します。

写真①②③ 雑草が歩道を塞ぎ、通行の妨げになっています。「これでは国道ではなく獣道(けものみち)だ」という声も聞かれています。

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写真④⑤ 雑草がポールや反射板を覆い隠し、見えない状況になっています。黄色で囲った部分にポールや反射板が隠れています。

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この区間の歩道は自転車も通行可能となっていますが、歩行者や自転車が通行する際にポールにぶつかる危険もあります。反射板もその機能を果たしていません。

国土交通省甲府河川国道事務所の『道路維持管理計画』では除草の目的について「雑草繁茂による建築限界の阻害や視距の阻害を解消し交通の安全を確保するため」としていることからも、現状では「交通の安全を確保」できていません。要請では「こうした危険な状況が放置されていることは問題だ。早急に除草をすすめてほしい」と重ねて求めました。

除草の計画が明らかに

そもそも除草の計画はどのようになっているのでしょうか。志位事務所を通じて事前に要求しておいた資料でその内容がわかりました(下の地図参照)。

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2024年度は「6月17日」から除草が始まっているのに対し、2025年度は「8月25日」からとなっており、2カ月以上開始時期が遅れています。国交省の担当者は「甲府河川国道事務所甲府出張所が、国道52号の南アルプス市内区間と国道20号の県北部区間を管理しており、道路巡回などにより繁茂状況を確認した上で、原則として5月~11月頃に年1回実施している」「昨年は52号から除草を始めたが、今年は20号から除草を行なっているので、開始時期が遅れた」と回答。また、「繁茂がひどい場所や自治体などから要望のあった場合に応急的に除草を行なうこともある」との説明がありました。

予算の増額も含め、緊急に対応を

参加者からは、「南アルプス市議会の予算特別委員会では全員一致で除草を求める意見が出された。管理区間で年1回では少なすぎる。2回、3回と除草をおこなうべきではないか」(松野市議)、「調査結果を地図に記したが、ほぼ全線で繁茂が見られる。何か事故が起きてからでは遅いので早急に除草を行なってほしい」(河阪市議)などを求めました。担当者からは「予算や人の確保が難しい状況にある」と認識が示されましたが、畑野元衆院議員は「来年度の予算編成に入っていると思うが、除草を含めて道路の維持管理費を増額するように国交省としても求めてほしい」と指摘しました。

今年度の除草開始が「8月25日」となっていることについて。この日は志位事務所から国交省に最初の問い合わせを行なった日です。私は「これは問い合わせがあったから除草を始めたということか」と質しましたが、担当者からは「今年度の計画がたまたまその日からであったということです」との回答でした。

日本共産党では市議、県議、そして国会議員と連携して、引き続き地域の課題解決に取り組んでいきます。

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