南アルプス市の小中学校の給食費が4月以降も無償化されることになりました。2月14日の議員説明会でそのための試算が示されました(情報提供・松野昇平市議)。総額3億2千万円の予算となります。
市では今年度の給食費について、賄い材料費の値上がり分の補てんに加え、子育て世代の物価高騰対策として、2学期、3学期分を3割軽減し、11月以降分を無償としてきました。
更に昨年12月の市議会で、私、名取やすし(当時・市議)の質問に対して、金丸市長は「来年度4月以降の給食費についても無償化できるように財源について精査している」と答弁し、その後の対応が注目されていました。
山梨県内の半数の自治体が、学校給食費の無償化に
実施に向けた予算案が市議会3月定例会において可決されれば、山梨県内の半分以上の自治体が給食費無償化となります。
日本共産党では市議選の公約として7年前から学校給食費の無償化を掲げ、視察による調査や財源を示して議会質問で求めて来ました。引き続き、市の子育て支援がさらに進むよう、山梨県に対し、給食費の補助に踏み出すことを求めていきます。