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議長職の「たらい回し」をしないことなど、議会改革について県議会議長に要望書を提出しました

5月17日、私と菅野幹子県議の県議会会派「日本共産党」として、議会改革についての要望書を水岸富美男山梨県議会議長に提出しました。議長の代理として議会事務局の担当者が要望書を受け取りました。

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要望書では冒頭、「新議長のもと、県民の目線で更に議会改革が進むことを願い、以下要望する」として、7項目について改革案を提案しています。

その一つは、県議会ではこれまで最大会派の中から当選3回の議員が議長を順番につとめることが慣例となっている問題です。これについては県民からも「たらい回しだ」との批判が寄せられています。要望書では新議長に対して、慣例を踏襲することなく、議員の任期と同じ期間、議長職を全うするように求めています。新議長は新聞報道では「たらい回しは考えていない」と発言しているだけに、「有言実行を期待したい」と事務局職員に伝えました。

議会運営員会にすべての会派から委員を出せるように

また、各会派代表者会議や議会運営委員会が、交渉会派(4名以上の会派)だけからしか正規の委員を出せない仕組みとなっている問題では、すべての会派から参加できるように改革を進めること。県議会本会議での質問において、知事に答弁を求めているにも関わらず、知事が答弁に立たないケースが多いことについては、議長が知事に答弁するよう促すよう求めています。 

10本もの請願が採決されないまま「廃案」の現状も看過できない

さらに請願の取り扱いについても改善を求めています。県議会では、4年間の議員の任期満了をもって、継続扱いとされていた請願が、採決が行われないまま事実上の「廃案」となるケースがあります。今回の改選の際にも10本もの請願でこうした状況がありました。請願は憲法で保障された国民の政治参加の手段です。しかも、県議会の議会基本条例では「提出された請願及び陳情を県民による政策提案ととらえて誠実な処理」をするとしています。こうしたことから、すべての請願に対して十分な審査と適切な採決をもって対応するように要望しました。

議会事務局の担当職員は「要望書の内容を議長に伝えます」と応じました。議長のリーダーシップに期待するとともに、会派としてもいろいろな場で改革の内容を提案していきたいと思います。

要望書全文は以下からご覧ください。

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